2023年1月12日ニューヨークタイムズ電子版が発表した
【2023年に行くべき52か所】でイギリスロンドンに次いで2番目に岩手県盛岡市が選ばれました。19位には福岡の中州川地域が選ばれています。
盛岡市は2023年行くべき世界の旅行先で2位に選ばれたのです。
アメリカの有力紙ニューヨークタイムズは毎年、世界中の記者などの情報をもとに毎年行くべき旅行先を紹介しています。
2023年は盛岡市が2位に選ばれたことで今年は海外からも注目が高まるはずです。
外国の方と日本人の見る盛岡の魅力は少し違うみたいです。
それだけ、盛岡が魅力ある街ということです。
盛岡市の観光と魅力「世界2位に選ばれた理由」
岩手県といえば大谷翔平選手の出身地で話題になりましたがそれをしのぐ勢いで2023年、話題になっています。
岩手県盛岡市は東京から新幹線で約2時間で行ける比較的交通の便が良いところにあります。
今回世界2位に選ばれた最大の理由は盛岡市はコンパクトな街で歴史的な建物や公園、美術館や神社、美味しい飲食店などがあり歩いて回れる面白さが評価されています。

コンパクトな街とは??



盛岡市は街の中心部に盛岡城跡公園があり自然と歴史、文化が徒歩圏内にあり、歩いて散策するにはちょうど良いコンパクトな街、魅力が徒歩圏内にいっぱいあるということだね!!
海外でも盛岡の関心は高く、今年は海外から盛岡を訪れる方が増えています。
ニューヨークタイムズ紙で盛岡を推薦する記事を書いたのは日本在住のアメリカ人ライター、「クレイグ・モドサン」という方です。
モドさんは盛岡の事を「A walkable gem without the crowds, just a short bullet train ride from Tokyo」と紹介しています。
「東京から新幹線ですぐ、人混みを避けて歩ける宝石(逸品)ともいえる場所」
これには岩手県知事の達増知事は「YES!その通り」といったそうです。
盛岡の郷土料理【わんこそば】そば店なのに明るい雰囲気で外国人観光客も入りやすい楽しいお店という話です。また盛岡には地元の方に愛される喫茶店が多く魅力的だったそうです。中でも【ながさわコーヒー】はお勧めしたいお店の一つだそうです。
【ながさわコーヒー】
ながさわコーヒーは上盛岡駅、県立中央病院近くにある喫茶店です。
1960年代のUG-15と呼ばれる焙煎機を使用しています。
2019年には世界的コーヒーメディアスプラッジが選出する
「コーヒーの仕事を通じて世界を変えている20人」に選ばれるほどのお店です。
ながさわさんは「沢山の人に喜んでもらえるお店」自分もまわりも幸せにしてくれる、その喜びを教えてくれたのがコーヒーだったといっています。
アメリカには無い魅力がいっぱいの「ジャズ喫茶・開運橋のジョニー」もおすすめしています。日本のジャズ・レコードをかける専門店として全国的に有名なジャズ喫茶です。店主の照井顯(てるいけん)さんは日本人初の米ジャズ殿堂入りをした伝説のピアニスト穐吉敏子(あきよしとしこ)さんの大ファンとしても有名です。
店主の照井顯さんは穐吉敏子JAZZミュージアムをプロデュース、92歳現役の穐吉敏子さん日本でのラストコンサートも盛岡市で開催しました。
穐吉敏子さんは照井顯さんの事を【世界一クレイジーな私のファン】といっています。
開運橋のジョニーは盛岡駅から開運橋を渡り斜め右の道を入りすぐ白色の建物4階にあります。



外国の方が見る盛岡の魅力と日本の方が見る盛岡の魅力の違いが面白いね!!



ほんとにそうだよね!!
盛岡の魅力は沢山あるね。
盛岡の観光と魅力「レトロ盛岡」


盛岡は南部藩、江戸時代に栄えた城下町で市内には歴史を感じられる建造物が多数残されています。
明治時代の詩人【石川啄木】【宮沢賢治】のゆかりスポットもあり歴史散策が楽しめます。
2023年「行くべき旅行先52か所」で2位に選ばれ、盛岡は今、日本、海外から注目を浴びています。
歩いて回れるコンパクト都市、レトロ盛岡の魅力をご紹介します。
歩いて回れるコンパクト都市盛岡、JR盛岡から徒歩で30分ほどで観光スポットに行けますが、バスでも行くことができます。



岩手銀行赤レンガ館の周辺には沢山の観光スポットがあります。赤レンガ館を中心に少し見どころを紹介するね。
【岩手銀行赤レンガ館までのアクセス】
盛岡駅から盛岡都心循環バス【でんでんむし号】で約15分
「盛岡バスセンターななっく前」下車すぐ
盛岡駅から徒歩の場合「約30分」
盛岡駅から県道2号、開運橋を渡り盛岡大通3丁目(セブンイレブン盛岡大通3丁目店が目印)県道2号から離れ大通りを進む盛岡城跡公園方向中ノ橋を渡ればすぐです。
レトロ盛岡の象徴「岩手銀行赤レンガ館」


1911年に建設された盛岡銀行の本店、1933年に経営不振により営業を停止し、その後岩手銀行の本店として2012年まで営業されていた銀行です。今は盛岡レトロの象徴としてシンボル的存在となっています。



この建物の雰囲気どこかで見たことありませんか??



東京駅みたい!!
この建物は東京駅を設計した辰野金吾さんと盛岡出身の葛西萬司の作品です。
「東北地方唯一」現存する辰野金吾の作品であり貴重な建物です。
美しい装飾と高い技術に感動でき、明治から大正にかけての趣が感じられます。
内部も一般公開されており無料ゾーンと有料ゾーンに分かれています。
レトロ盛岡散策【もりおか啄木・賢治青春館】


岩手赤レンガ館より「プラザおでって」方向徒歩3分
【もりおか啄木・賢治青春館】に到着します。
入館料は無料です。
盛岡で青春を過ごした石川啄木と宮沢賢治
1階の展示室には石川啄木と宮沢賢治の初版本や直筆の手紙などが展示されています。喫茶店やミュージアムショップもあります。
建物は1910年に第九十銀行本店本館として施工された建物で石川啄木・宮沢賢治と同じ盛岡中学校卒業の建築家「横濱勉」によるものです。
レンガ造りの近代洋風建築物、国の重要文化財に指定されています。
レトロ盛岡散策【昔の町並みが残る・紺屋町】


岩手銀行赤レンガ館、おでってを背に進むこと約3分で紺屋町
古い町並みが大変印象的な場所です。
紺屋町は道が狭いのでベビーカーや車いすの方は気を付けてください。
紺屋町には江戸時代から明治にかけて建造された貴重な建築が残るタイムスリップしたかと思うぐらいレトロ感が味わえる場所です。
酒蔵や飲食店、南部鉄器や雑貨店など沢山あり趣がある町並みです。
盛岡レトロを楽しむなら紺屋町は外せない場所です。


2005年まで活躍した消防屯所、灯台を思わす特徴的な望楼(見張り所)が印象的です。2018年に盛岡市景観重要建造物に指定され2022年に交流施設としてリニューアルオープンしました。
1階にはカフェ、2階には機織り体験教室などがあります。
岩手を代表する名物【盛岡三大麺】
地元の人たちに古くから愛されている名物料理が盛岡三大麺です。
【わんこそば】・【じゃじゃ麵】・【盛岡冷麺】



良く勘違いされる【じゃじゃ麵】と【ジャージャー麵】
盛岡の三大麺は【じゃじゃ麵】だよ!!
【じゃじゃ麺】ゆでたうどんの上に肉みそやその他の具材を乗せた盛岡の郷土料理
【ジャージャー麵】中華麺に肉みそやその他の具材を乗せた中国発祥の料理
盛岡三大麺の一つ【わんこそば】


全国的に有名な盛岡の伝統的なおもてなし料理がわんこそばです。
小ぶりな椀に入った1口サイズのそばを食し、椀が空いた瞬間に給仕の方が次のそばを椀の中に投入します。蓋をしない限りそばの投入が続くおもてなし料理です。
「はい、じゃーんじゃん。はい、どーんどん。」お給仕さんの掛け声とともにいただく、伝統的なおもてなし料理がわんこそばです。
2023年行くべき52か所に推薦してくれたニューヨークタイムズ紙のモドさんもそば店なのに明るい雰囲気で外国人観光客も入りやすい楽しいお店といっています。



岩手銀行赤レンガ館近くを散策中ならそば処【東屋】が便利、創業明治40年、岩手県民ならみんなが知っている有名店です。
盛岡三大麺の一つ【じゃじゃ麺】


岩手銀行赤レンガ館から「中の橋」を渡り盛岡城跡公園、櫻山神社近くにあるじゃじゃ麵のお店【白龍(ぱいろん)】
屋台から始め創業60年、初代店主の【高階 貫勝(たかしな・かんしょう)】が戦前旧満州で食べてきた炸醤麺をもとに、盛岡の人に味を合わせるようにしたものが【じゃじゃ麵】の始まりといわれています。
盛岡名物として沢山の方に愛されているじゃじゃ麵、味噌をベースにひき肉、ゴマ、シイタケ、その他の材料を炒め混ぜ込んだ秘伝の味噌がクセになる名物じゃじゃ麵、ぜひ体験してみてください。
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じゃじゃ麵の麺を食べ終わった後、器に卵と肉みそを加えゆで汁を加えてかき混ぜたスープ【鶏蚕湯(チータンタン)】盛岡市民は略して【チータン】と呼び、じゃじゃ麵の麺を食べた後のお楽しみスープです。
盛岡三大麵の一つ【盛岡冷麺】


朝鮮半島の伝統料理、冷麺をアレンジしてできたのが盛岡冷麺です。
小麦粉とでんぷんから作られたコシの麵が特徴です。
牛肉や鶏肉から出汁をとった冷たいスープは旨味とコクがあり、しかもさっぱりとした美味しさが特徴です。冷麺は辛さを選べますが基本は中辛から始まるので辛さが苦手な方は別辛で少しずつキムチを足すのがおすすめです。
盛岡冷麺を代表する有名なお店が【ぴょんぴょん舎】盛岡駅から徒歩ですぐのところにあるお店が行きやすいのでお勧めです。
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盛岡グルメ【ご当地グルメ】


盛岡には盛岡三大麺以外にも美味しいグルメが沢山あります。
盛岡で育てられた和牛【もりおか短角牛】や小麦と水を加えて練ったものを手でちぎり、鶏肉や野菜、キノコ類とともにしょうゆベースの出汁で煮込んだ【ひっつみ】なかでも盛岡県民なら知らない人はいないといわれている盛岡のソウルフード【福田パン】コッペパンの火付け役ともいえるお店で「あんバター」は不動の一番人気です。
他にも南部せんべいや盛岡駄菓子、地酒にワインなど名物は沢山あります。盛岡観光に訪れた際には盛岡のグルメも堪能してみてはいかがでしょうか。
盛岡市民憩いの場【盛岡城跡公園】


岩手銀行赤レンガ館から中の橋を渡れば盛岡城跡公園(岩手公園)です。
周囲を流れている中津川・北上川・雫石川の自然の壕を利用し築き上げられた盛岡城の跡地に作られた公園です。四季折々の自然や景色が楽しめる盛岡市民の憩いの場でもあります。
盛岡城跡公園は強力なパワーを持つパワースポットとしても有名です。
石川啄木・宮沢賢治、新渡戸稲造など有名な方の文学碑もあり見どころが沢山ある公園です。
毎年4月中旬から下旬に開催される250本の桜が咲き誇る盛岡桜まつりは有名です。
盛岡城跡の石垣【本丸・二の丸】


豊臣秀吉が支配する時代に築かれた城のため、石垣の技術が乏しい盛岡でも、優れた石垣が作れたといわれています。石垣には盛岡周辺で産出された花崗岩が使われており築城までに長い年月がかかったため、石の積み方が変化しているのも特徴で見どころです。


生誕70周年を記念して建てられた盛岡城跡にある石川啄木の歌碑です。
「不来方のお城の草に寝ころびて 空は吸はれし 十五の心」
短い生涯のうち青春時代を過ごした啄木の碑です。


盛岡城跡公園の桜は4月中旬から下旬が見頃です。約250本の桜が咲き誇り岩手県内でもベスト3に入るほど人気のお花見スポットです。


盛岡城跡公園のパワースポット【櫻山神社】


盛岡城跡公園に隣接する櫻山神社、歴史ある神社で現在に残る本殿や拝殿、神門は1899年に建立されたもので100年以上の歴史がある盛岡の地を見守っている盛岡市民に愛されている神社です。
名前の通り、春の時期にはお花見スポットとしても人気の神社ですが超強力なパワースポットとしても人気になっています。


櫻山神社の奥にある「烏帽子岩(えぼしいわ)」は櫻山神社の裏側の階段を上り、少し高くなったところに高さ6メートル以上の大きな岩が見えてきます。
盛岡城築城時にこの地を掘り下げた時に出てきた大石が烏帽子岩です。
祖神様の神域である場所であったため、宝大石とされ、以後吉兆のシンボルとして広く信仰されています。
災害や疫病があった時などはこの岩の前で、平安祈願の神事が行われ南部藩盛岡の【お守り岩】として、今日まで崇拝されています。
烏帽子岩は苦しい時や困難な時に自信や勇気を授けてくれるといわれています。新しく何かを始める決断をした時などに訪れるといいかもしれません。
2023年盛岡市の観光が話題世界2位のコンパクト都市まとめ


ニューヨークタイムズ紙が12日に発表した「2023年に行くべき52か所」で2番目に選ばれた岩手県の盛岡市、盛岡市は歩いて楽しめるまちです。歴史的な建物や公園、美術館や神社、美味しい飲食店などがあり面白さが評価されています。
日本の古典的な美術書が読める本屋【ブックナード】
美味しいコーヒーが飲める地元の方から愛されている喫茶店
アメリカには無い魅力いっぱいのジャズ喫茶
2023年行くべき52か所で2位に選ばれ日本、海外から注目されている盛岡市、大正時代のレトロ盛岡、美味しいグルメが沢山ある盛岡市へぜひ旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
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